ブログ・お知らせ
Blog & Information

記事の載り方を予測すること

新聞は、「News」、つまり新しいことを中心に載せています。基本的には、わたしたちに新しい情報を与えるものです。しかし実際は、予測不可能なことで埋め尽くされているわけではないので、ある程度予測することが可能です。

たとえば、今手元にある毎日新聞(2014年10月28日朝刊)を見ると、1面のトップニュースは「登山届義務化 半数検討」となっており、毎日新聞が独自で国内35火山について取材した結果について説明しています。

この記事を見ると、冒頭に「(10月)27日で発生から1カ月がたった御嶽山の噴火を受け」と書かれています。つまり、この記事は10月27日に御嶽山噴火から1カ月が経過することを踏まえ、毎日新聞で以前から取材を進め、今日の掲載に向けて準備を進めてきたことが読み取れます。

9月27日に御嶽山の噴火が起きたことは、多くの人が知っていることです。また、各新聞社がその1カ月後にまとめや取材結果についての記事を記載することも、ある程度は想定できることでした。

一方で、予想が難しそうな記事もあります。「環境相、664万円不記載」という見出しは、望月義夫環境相が10月28日未明に記者会見したことを受けて出た記事です。この記者会見は深夜に突然決まったそうなので、この紙面組みも突然決まったものだと考えられます。ただ、現在国会で野党からいろいろと政治資金と議員活動に関する追及が高まっていたことを考慮すると、ある程度想定内の記事と言うこともできます。

このように新聞記事の載り方について思いをはせることは、企業が社会に対して影響あるメッセージを流す上では非常に重要ではないでしょうか。たとえば、リリースを投げる日程を考える際にはこのような情報は重要な情報になります。また、社会(および記者)が関心を持っていることについて推測することもできます。

上記の御嶽山の噴火の件に関連して考えると、火山の噴火予知の技術や避難シェルターの素材などに関する新しい知見が見つかれば、かなり注目を集めると考えられます。一方、一時期であればもっと注目されたと考えられる危険ドラッグによる自損事故については、東京地域面に小さく記載されているのみで、以前よりは関心度が低いことが考えられます。

媒体にもよりますが、多くの場合、時期によって、メディアの関心の高まりは変遷しています。ひっくり返して考えると、これは読者の関心の方向性を示すものでもあります。記事の動き方を注視・予測しながら、自分たちが最も社会に影響を与えられる手段を考えることが、効果的なPRになる可能性が高いのではないでしょうか。

お問い合わせ
Contact Us

アクティオへご要望、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

株式会社アクティオ

東京都渋谷区千駄ヶ谷3-13-7 原宿OMビル

TEL:03-5771-6426
FAX:03-5771-6427

お問い合わせ

このエントリーをはてなブックマークに追加

年別アーカイブ
Archive by Year