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修行僧が踊る總持寺のお祭りが教えてくれたこと

7月19日、アクティオの一部有志で、横浜市鶴見区にある總持寺というお寺の「み霊祭り」に行きました。今回はこのお祭りの簡単なレポートとPR戦略について考えてみたいと思います。

總持寺は曹洞宗という仏教の宗派の大本山として知られている由緒あるお寺で、JR京浜東北線の鶴見駅が最寄り駅です。ここの「み霊祭り」には、「お坊さんが踊りまくる」という噂が流れていました。一方、鶴見に住んでいる一部の地元関係者から「そこまでお寺としては一休さんを全面に出したいわけではない」という声も聞こえてきました。そこで、いったいどんなことになっているのか、足を運んで(有志の人間が個人的に)確認してみることになりました。

3お祭り2.jpg

ほかの盆踊りと違い、お寺のオリジナルグッズ(即席めん・うちわなど)を販売・配布していました。

お祭り2.jpg

(配られていたうちわ)

それからしばらく経つと、お坊さんがやぐらの上から踊り方について細かい指導をしながら、「みーぎ!ひだり!」などと勢いよく踊りをあおり始めました。

お坊さんのあおるテンションの高さに若干気圧されながらも、アクティオ有志もお祭りを盛り上げました。曲にはいくつか人気の高いものがあり、

「一休さん」

「ひょっこりひょうたん島」

「東京音頭」

などがありました。中でも一休さんは「十八番」のようで、繰り返し流れていました。

お祭り1.jpg

上に挙げたこと以外にもいくつか普通の盆踊りでは見られない特徴がありました。

  • 1曲ごとに迷子のアナウンスをした
  • 途中で地元のアイドル(?)とみられるグループが登場した
  • 「地元=鶴見」のアピールを繰り返していた
  • 途中で「お盆」について解説が入った
  • 中盤では花火が打ち上がった

これらの特徴は、このお祭りが、「地元に根付いた仏教施設」の重要なイベントとしての立場に自覚的だったからこそ行われたものでしょう。

またお客側については

  • 年齢層も小学生~高齢者と幅広い
  • アンコールをする
  • お坊さんを神格化(アイドル扱い)

などの違いがありました。

 終わるとすぐに「係の修行僧は誘導してください」とアナウンスが流れ、即座に修行僧のみなさんが位置について対応できるようになっていました。大きいお寺だけあって、「係」に該当する修行僧の方も多いのでしょう。あたりを見回すと取材に応対しているお坊さんの姿も見えました。

事前のインターネットの評判では「まるでロックフェスのようだ」「クラブのよう」などと言われていましたが、実際に行ってみると、意外と「宗教面」「地元に貢献するお寺」という面を打ち出していました。盛り上がりも「集まってきた人々に楽しんでもらう」というスタンスが見て取れるものでした。

PRでことばをいろいろ出してイメージを作ることはもちろんある程度可能ですが、その前提にある組織の役割を念頭に置いて動くことが、組織が社会とつながりを持っていく面ではもっとも大事です。このイベントは、そのことを改めて認識させられるものでした。

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